ローコスト住宅じゃダメでしょ!
ローコスト住宅でも大丈夫だった!
ローコスト住宅も注意点や選び方をしっかりしていれば大丈夫なはず。
家を建てる注文住宅にいくらくらいの予算を抱えて依頼をするべきかを悩む人は多い。
しかし、いくら高品質や高気密、高断熱と言われてもハウスメーカーや有名な設計事務所などに依頼をするのは怖い。
営業との相性もよさそうだから大丈夫なのではないか!
こんな気持ちから日本全国(北海道、東北、北陸、甲信越、関東、中部、関西、中国・四国、九州、沖縄)まで幅広いエリアで需要が出ているローコスト系住宅。
でも実際に現場にいる大工をはじめとして建てている人はどんなふうに言っているのか?
この一部を私が現場にいたからこそ伝えられる視点でご紹介していきます。
ローコスト住宅については、以下のような内容もご紹介しています。
私のサイトは、ローコスト住宅購入後の失敗後悔をしてほしくないという思いから、現場で100棟以上携わってきたからこそ伝えられる視点でご紹介しています。
今回の記事では、ローコスト住宅はどうなの?という不安について以下の目次に沿ってご紹介しています。
ローコスト住宅ってどうなの?営業
ローコスト住宅ってどうなの?経年
ローコスト住宅ってどうなの?比較
自分の夢のマイホームの選び方として、デザインや断熱、気密性なども気になる人が増えた。
その他にも維持費や基礎、サッシなどいろいろな悩みを持つ人も多い。
少しでもどうなの?に対する疑問を解消するためにご覧ください。
ローコスト住宅ってどうなの?営業
家を建てるなんて人生何度も経験があることではない。
中古と新車をいろいろな会社で乗り換えて、車の良し悪しが分かるような事とも全く違う。
住宅ローンを組んで35年間にわたって完済まで返済を月々の支払いを重ねていく必要がある。
だからこそ、結果論として、損か得かを考える人も多い。
この時、最も簡単に比較ができる部分がある。
ローコスト住宅ってどうなの?営業の差
私の地元でもローコスト住宅の会社はいくつもあります。
そして、こんな会社があったのも事実。
- 全く住宅に知識がない社長の奥さんが必死に営業をしているような会社。
- 気密性や断熱の材料の質問をしたら、規格があります程度の回答(当たり前すぎて何も言えなかった)
- 屋上にお風呂が付く事を自慢していたが、クラックが目立った工事のずさんさにそう言うこともあるという開き直り。
いやはや一言で言えば、家知らないでしょ?と言いたくなるような会社の社長夫人が表に出ている会社ほど怖いと思った。
結局は、営業も少ないし、ほとんど出ていて対応も遅くなることが当たり前のようになっている風潮もある。
何が言いたいかと言えば、規模があまりにも小さい会社は営業に必死でアフターの対応がずさんになることが怖くなる。
規模がすべてとは言わないが、あくまで家は建てるまでが仕事ではない。
家を建てた後のアフターがあってこそ、丈夫で長持ちする家が成り立つ。
引渡しをしたら後は放置。
こんなスタイルが見える会社にはいくら最初の問合せの対応が良くても時間が経てば何も言ってこなくなることも注意してほしい。
ローコスト住宅ってどうなの?経年
ローコストすべてが悪いとは言いません。
しかし、ローコストにするには、それなりの節約ポイントがなければいけない野も現実。
資材の費用をコストダウンする。
大工などの人材をコストダウンする。
基礎のベタ、布などの工事費を安くする。
家の中の性能も正直、壁と床と天井がついたら、新築でキレイな家に見える。
まさか自分の家が欠陥住宅だったり、すぐに暑い寒いなどを悩む家になるとは思ってもいなかったという人も多い。
しかし、こういう流れになっている人がいるのも現実。
特に長く自分の家として生活を送る家だからこそ気を付けてほしいことがあります。
ローコスト住宅という類で考えない
ローコストというのは、あくまで結果的にその坪単価に至ったということだけでしかない。
あくまでその中身の採算性を考える時の利益率も会社によって大きく異なる。
そこで、以下のような内容を購入する側が考えておく必要がある。
- 住んだ後の点検は誰が携わってくれるのか?
- 破産などのリスクを抱えているような状況の可能性。
- 大工さんがアルバイトでしか現場を回せないような人手不足に悩む実態。
このような状況ではいくら多少大きい会社であったとしても結果的に建てた後のサービスを期待することもできない。
まずは、基本として、全体の人数やその会社の規模に見合うアフターフォローの状況把握などを知ることも大切。
他の会社と何を比較するべき?
ただ単に単価が安いからAよりBの方が良いという考え方では危険。
もっと、中身の細分化された情報を1つ1つ比較する必要がある。
- 外観のデザイン以上に外壁塗装の塗り替えやメンテナンスに必要な維持管理のコスト。
- 同じ坪単価の時の標準設備はどこまで差があったのか?
- 同じ坪数に対して、独自性やオリジナルは何が違うのか?
このようなあくまで自社のオリジナルをどこまで積極的に依頼が出来ているのかを知るのも事業規模などと同じように差が出ます。
決して、同じ設備なら安い方が得ということではありません。
あくまで、家を30年余りの長い時間に維持管理しやすい標準設備を比較する。
この目線で家を探すと大きく価値観も見え方も変わってくると思います。